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昨日、横浜・桜木町駅からほど近い場所に位置する伊勢山皇大神宮に行ってきました。
「皇大神宮」という名前からも分かるように、明治時代の初め、三重の伊勢神宮から天照大神を勧請した神社で、港町横浜の原点ともなった由緒ある神社ですね。一般の神社ではなかなかお目に掛かれない、古代の神社の雰囲気を漂わす「注連(しめ)鳥居」がとても特徴的です。境内からは、横浜みなとみらいのシンボル、ランドマークタワーがよく見えます。
伊勢山皇大神宮



横浜在住の私としては、何かにつけて訪れる機会の多い神社なのですが、今回はお参りが主な目的ではなく、神社検定(神道文化検定)弐級の検定試験に挑戦してきました。


以前の記事でも書きましたが、昨年受けた参級の試験の会場は、東京・渋谷区の皇典講究所……ではなかった、國學院大學の渋谷キャンパスだったのですが、今年から新たに横浜会場として伊勢山皇大神宮が追加されたことから、今回、馴染のある皇大神宮の方で試験を受けて来ました(←弐級の試験を受けた人なら「皇典講究所」分かりますよね?)
今回の試験の感触ですが、やはり昨年受けた参級の試験よりも内容が難しく、ほぼ制限時間一杯まで掛かってしまいましたが、手応えとしてはまずまずでした。今回の神社・神道の歴史に関する問題は、ほとんど大学受験の日本史に近いような内容のようで、歴代の天皇や、神道に関連した諸人物、著作名を覚えるのが、なかなか大変でした。とはいえ、合否ラインの7割以上は確実に回答できたので、7月下旬の試験結果のお知らせを、首を長くして待ちたいと思います。
今年の神社界の最大の話題といえば、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮です。そんなこともあって、今年の弐級の試験では、式年遷宮を通じて行なわれる祭祀の内容を確認する問題が、数多く出題されました。そういえば試験当日の午前中、テキストには掲載されていない今年の「遷御(せんぎょ=御神体を本宮から新宮に移す、式年遷宮の中で最も重要な祭祀)」の実施日を確認していなかったのをふと思い出し、急いでネットで検索、内宮が10月2日、外宮が10月5日であることを覚えておきました。
予想は見事的中、試験問題の中に、内宮の遷御の日程を問う問題が出題されていました。これはツイている!と思ったのも束の間、選択肢には実施日だけでなく開始時間まで含まれていました、ガ~ン。
午後6時開始か午後8時開始のどちらか1つ…。ここはもう勘を頼るしかなく、午後8時の方を選びました。何とも詰が甘かった…と反省しきりで試験を終え、帰り際、会場にいた巫女さんから手渡された伊勢山皇大神宮のパンフレットを何気なく眺めていたところ、冊子の裏表紙に、遷御の日程と時間(10月2日午後8時開始)が掲載されていました。たった1問ではあるのですが、かなり救われた気分でした。
以上、昨日の神社検定の受験の様子についてお話ししましたが「表があれば裏がある」のが世の常。毎月『ムー』を購読し、飛鳥昭雄さんの著書を読んでいる自分としては、一般の世の中の人たちには全く公表されていない、神社界の裏の動向に大変興味があります。
先ほどから、伊勢神宮の式年遷宮の話しをしてきましたが、先月発売された『ムー』6月号に、「ジョー・マクモニーグルが伊勢神宮の地下を透視!!」という記事が掲載されていました。かつてテレビの企画番組で、リモートビューイング(遠隔透視)の特殊能力を駆使して、行方不明の人物を探し出すサイキックとして登場し、その名前を知っている人はかなりいるかと思います。
その彼が今回、伊勢神宮内宮の御正殿の地下で内々に保管されている、今上天皇でさえ見ることが許されない神宝を透視するということで、興味深々で記事を読みました。ハイグレードなステンレス製のトランクの中に、絹で覆われた神宝が3つ(あるいは4つ?)、詳細は是非、実際の記事を読んでいただきたいのですが、そのうちの1つが、かつて飛鳥昭雄さんが自著で明らかにした伊勢神宮内宮に隠された宝物の特徴と、かなり酷似しているとの指摘が記事中にありました。
実は以前、飛鳥さんのその著書を実際に読んだことがあり、超ド級の衝撃を受けたのですが、飛鳥さんの説とマクモニーグルの透視結果が一致したという事は、かなり信憑性が高い情報かと思われます。あまりに常識の範疇を超えており、一般の常識人からすると理解不能な領域の話しなのですが、実際に著書を読み進めると、飛鳥さんの説はどれも非常に理路整然としていて、溜飲が下がる部分がとても多くあります。ちなみに、飛鳥さんのその著作はこちらです。
失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎 (ムー・スーパーブックス)
飛鳥さんから発信される神社情報に関しては最近、もう1つ気になる話題がありました。熱田神宮に保管されている三種の神器の1つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)に関して、極秘のうちに熱田神宮を離れて、伊勢神宮に関連するお宮に移されるはずだ、という主張を、飛鳥さんは数年前から発信されていました。
昨年の9月、たまたま妻と一緒に名古屋旅行で熱田神宮を参拝する機会がありました。


参拝時には全くその様子は見られなかったのですが、昨年末、熱田神宮・祭祀1900年を機に、それまで禁足地だった本殿奥の場所が突然、一般公開されることになったそうです。一部、ニュースなどでも報道されていたようです。
熱田神宮 厳かに創祀1900年大祭(中外日報/2013年5月10日)
この事実、つい最近まで全く気付かなかったのですが、これまで一般の参拝者の立ち入りが厳しく制限されていたこの禁足地の公開こそ、そこに安置されていた草薙剣の移管が完了した明らかな証拠だと、飛鳥さんは主張されています。改めてネットで情報を色々と調べたところ、実際に熱田神宮に足を運び、公開された禁足地と、これまで目にすることの出来なかった神社の様子を、とても詳しく解説されている方がいました。こんな状況になっていたとは…、とても参考になります。
熱田神宮で解かれた封印!一之御前神社
伊勢神宮内宮の隠された神宝といい、熱田神宮から移された(?)草薙剣といい、すべての鍵を握っているのは伊勢神宮の別宮、三重県志摩郡磯辺町に鎮座する伊雑宮(いざわのみや)のようです。今回の弐級の検定試験の中でも1題、伊雑宮に関する問題がチラッと出題されていましたが、当然ながら、伊雑宮に関する“隠された真実”については一切、テキストでは言及されていません。いずれにせよ、今年の伊勢神宮の式年遷宮を契機に、神社界では何やらとてつもなく巨大な動きが、一般の日本人には知られないような水面下で、着々と進められているようです。
皇大神宮別宮 伊雑宮
…と、少々壮大な話しをした後ではありますが、ここ半月ほど、神社検定の試験勉強もあって、ブログの更新がかなり遅れ気味になってしまいました。記事にしたいネタが溜まっていますので、今後数日は出来るだけ頻繁に更新して行きたい次第です。お楽しみに。
「皇大神宮」という名前からも分かるように、明治時代の初め、三重の伊勢神宮から天照大神を勧請した神社で、港町横浜の原点ともなった由緒ある神社ですね。一般の神社ではなかなかお目に掛かれない、古代の神社の雰囲気を漂わす「注連(しめ)鳥居」がとても特徴的です。境内からは、横浜みなとみらいのシンボル、ランドマークタワーがよく見えます。
伊勢山皇大神宮



横浜在住の私としては、何かにつけて訪れる機会の多い神社なのですが、今回はお参りが主な目的ではなく、神社検定(神道文化検定)弐級の検定試験に挑戦してきました。


以前の記事でも書きましたが、昨年受けた参級の試験の会場は、東京・渋谷区の皇典講究所……ではなかった、國學院大學の渋谷キャンパスだったのですが、今年から新たに横浜会場として伊勢山皇大神宮が追加されたことから、今回、馴染のある皇大神宮の方で試験を受けて来ました(←弐級の試験を受けた人なら「皇典講究所」分かりますよね?)
今回の試験の感触ですが、やはり昨年受けた参級の試験よりも内容が難しく、ほぼ制限時間一杯まで掛かってしまいましたが、手応えとしてはまずまずでした。今回の神社・神道の歴史に関する問題は、ほとんど大学受験の日本史に近いような内容のようで、歴代の天皇や、神道に関連した諸人物、著作名を覚えるのが、なかなか大変でした。とはいえ、合否ラインの7割以上は確実に回答できたので、7月下旬の試験結果のお知らせを、首を長くして待ちたいと思います。
今年の神社界の最大の話題といえば、20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮です。そんなこともあって、今年の弐級の試験では、式年遷宮を通じて行なわれる祭祀の内容を確認する問題が、数多く出題されました。そういえば試験当日の午前中、テキストには掲載されていない今年の「遷御(せんぎょ=御神体を本宮から新宮に移す、式年遷宮の中で最も重要な祭祀)」の実施日を確認していなかったのをふと思い出し、急いでネットで検索、内宮が10月2日、外宮が10月5日であることを覚えておきました。
予想は見事的中、試験問題の中に、内宮の遷御の日程を問う問題が出題されていました。これはツイている!と思ったのも束の間、選択肢には実施日だけでなく開始時間まで含まれていました、ガ~ン。
午後6時開始か午後8時開始のどちらか1つ…。ここはもう勘を頼るしかなく、午後8時の方を選びました。何とも詰が甘かった…と反省しきりで試験を終え、帰り際、会場にいた巫女さんから手渡された伊勢山皇大神宮のパンフレットを何気なく眺めていたところ、冊子の裏表紙に、遷御の日程と時間(10月2日午後8時開始)が掲載されていました。たった1問ではあるのですが、かなり救われた気分でした。
以上、昨日の神社検定の受験の様子についてお話ししましたが「表があれば裏がある」のが世の常。毎月『ムー』を購読し、飛鳥昭雄さんの著書を読んでいる自分としては、一般の世の中の人たちには全く公表されていない、神社界の裏の動向に大変興味があります。
先ほどから、伊勢神宮の式年遷宮の話しをしてきましたが、先月発売された『ムー』6月号に、「ジョー・マクモニーグルが伊勢神宮の地下を透視!!」という記事が掲載されていました。かつてテレビの企画番組で、リモートビューイング(遠隔透視)の特殊能力を駆使して、行方不明の人物を探し出すサイキックとして登場し、その名前を知っている人はかなりいるかと思います。
その彼が今回、伊勢神宮内宮の御正殿の地下で内々に保管されている、今上天皇でさえ見ることが許されない神宝を透視するということで、興味深々で記事を読みました。ハイグレードなステンレス製のトランクの中に、絹で覆われた神宝が3つ(あるいは4つ?)、詳細は是非、実際の記事を読んでいただきたいのですが、そのうちの1つが、かつて飛鳥昭雄さんが自著で明らかにした伊勢神宮内宮に隠された宝物の特徴と、かなり酷似しているとの指摘が記事中にありました。
実は以前、飛鳥さんのその著書を実際に読んだことがあり、超ド級の衝撃を受けたのですが、飛鳥さんの説とマクモニーグルの透視結果が一致したという事は、かなり信憑性が高い情報かと思われます。あまりに常識の範疇を超えており、一般の常識人からすると理解不能な領域の話しなのですが、実際に著書を読み進めると、飛鳥さんの説はどれも非常に理路整然としていて、溜飲が下がる部分がとても多くあります。ちなみに、飛鳥さんのその著作はこちらです。
失われたキリストの聖十字架「心御柱」の謎 (ムー・スーパーブックス)
飛鳥さんから発信される神社情報に関しては最近、もう1つ気になる話題がありました。熱田神宮に保管されている三種の神器の1つ、草薙剣(くさなぎのつるぎ)に関して、極秘のうちに熱田神宮を離れて、伊勢神宮に関連するお宮に移されるはずだ、という主張を、飛鳥さんは数年前から発信されていました。
昨年の9月、たまたま妻と一緒に名古屋旅行で熱田神宮を参拝する機会がありました。


参拝時には全くその様子は見られなかったのですが、昨年末、熱田神宮・祭祀1900年を機に、それまで禁足地だった本殿奥の場所が突然、一般公開されることになったそうです。一部、ニュースなどでも報道されていたようです。
熱田神宮 厳かに創祀1900年大祭(中外日報/2013年5月10日)
この事実、つい最近まで全く気付かなかったのですが、これまで一般の参拝者の立ち入りが厳しく制限されていたこの禁足地の公開こそ、そこに安置されていた草薙剣の移管が完了した明らかな証拠だと、飛鳥さんは主張されています。改めてネットで情報を色々と調べたところ、実際に熱田神宮に足を運び、公開された禁足地と、これまで目にすることの出来なかった神社の様子を、とても詳しく解説されている方がいました。こんな状況になっていたとは…、とても参考になります。
熱田神宮で解かれた封印!一之御前神社
伊勢神宮内宮の隠された神宝といい、熱田神宮から移された(?)草薙剣といい、すべての鍵を握っているのは伊勢神宮の別宮、三重県志摩郡磯辺町に鎮座する伊雑宮(いざわのみや)のようです。今回の弐級の検定試験の中でも1題、伊雑宮に関する問題がチラッと出題されていましたが、当然ながら、伊雑宮に関する“隠された真実”については一切、テキストでは言及されていません。いずれにせよ、今年の伊勢神宮の式年遷宮を契機に、神社界では何やらとてつもなく巨大な動きが、一般の日本人には知られないような水面下で、着々と進められているようです。
皇大神宮別宮 伊雑宮
…と、少々壮大な話しをした後ではありますが、ここ半月ほど、神社検定の試験勉強もあって、ブログの更新がかなり遅れ気味になってしまいました。記事にしたいネタが溜まっていますので、今後数日は出来るだけ頻繁に更新して行きたい次第です。お楽しみに。
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