今回、旅行前にネットで下調べをしていたところ、名水「天の真名井」の情報を見つけました。

私は東京出身で、幼いころから東京のあまり美味しくない水道水を何の疑問もなく飲んでいました。大学卒業後に静岡の三島市に引っ越したのですが、そこで一番感動したのが、家の窓から見える富士山の景色、そして水道水の美味しさでした。都会の水とは全然違うことを、身に染みて感じました。三島の中心地から少し離れた所に、柿田川湧水群があります。ここは日本有数の湧水量を誇っており、名水百選にも選ばれています。

環境省選定 名水百選

かつて、そんな水の豊かな場所に暮らしていたこともあって、「名水」と聞くとどうしも関心が向いてしまいます。そういえば2年前に四国に行った際にも、「日本最後の清流」とも言われる高知県の四万十川に行ってきました…。帆掛け船に乗って、清流の美しさを堪能しました。

私はいつも旅行に行く際に「お水取り」を心掛けています。つまり、できるだけその土地の水を飲む、あるいは温泉がある場所でしたらお湯に浸ることで、その土地の持つパワーを体に取り込むようにしてます。今回の旅行でも、宿泊地のいずれにも運良く温泉があったので、1日目に米子近郊の「皆生温泉」、2日目に安来の「さぎの湯温泉」、3日目に「松江しんじ湖温泉」に浸かって、しっかりと温泉地巡りをしてきました。いいお湯を頂きました。

「天の真名井」は、その名前の通り、神話に由来する霊験あらたかな水ということもあって、是非、その水を頂いてみたいという気持ちになりました。上記の名水百選にも、当然ながら選ばれています。

今回は、旅行2日目の午前中に、米子から少し離れた淀江にある「白凰の里・古代の丘公園」を訪問する予定で、すぐそばにある施設でレンタサイクルを借りて10分ほどで「天の真名井」に到着できると分かったので、実際に行ってみました。

白凰の里

当日は一日中、天気も良くサイクリング日和(びより)でした。道筋には案内の看板もあって、迷うことなく10分ほどで到着しました。そこは思っていたよりも、静かで小さな場所でした。

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鬱蒼と茂った木々の奥から流れてきた水が、膝丈くらいの高さの岩場から流れ落ち、すぐ横に広がる池に滔々と流れ込んでいました。池の水はもの凄く澄んでいて、中にはニジマスらしき川魚がゆらゆらと泳いでいました。

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池の横には祠があり、地元の人たちから崇敬されている様子が伺えました。

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池のすぐそばには、小さな小川が流れ、そこに水車小屋があります。水車にはびっしりと苔が生え、何とも風情のある水車でした。“小さな小川”とはいっても、水の流れはゴウゴウッといった感じで激しく、水車も勢いよくグルグルと回っていました。

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周囲の雰囲気を十分に満喫したあと、先ほどの岩場に戻って、持参したペットボトルに名水を汲みました。こちらは天然の湧水なので、飲料する場合には安全のため煮沸が必要とのことでしたので、事前に容器を用意しておきました。かなりの重さになってしまい、水を持ち運びながら旅行を続けるわけにも行かないので、その後、宅配便で横浜の自宅に送付しました。帰宅後、水を飲んでみました。クセのない、柔らかな味わいの水でした。出雲の地のエネルギーに満ちた名水を頂けたことに感謝です。
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