私、昨年頃から風水に関する勉強を少しずつ進めてきました。もともと謎学に興味・関心のある私としては、目に見えない世界の仕組みに昔から興味がありました。ただ、占術や風水については、書店に置いてある一般向けの軽い本を読む程度で、体系的に勉強をするようなことは全くありませんでした。一昨年、ある本を読んだのが契機となって、東洋(中国)の五術の奥深さを知ることになり、その一端である易や風水についてもっと詳しく知りたい、という気持ちから、少しずつ関連書籍などを読み進めてきました。

私自身としては、それを突き詰めて本職にしようという気持ちはサラサラ無いのですが、生きていく上で知っておいて損はない、むしろ有益な情報を引き出すことができる強力なツール、それが占いや風水だと感じています。

先日、渋谷道玄坂のフォーラム8で風水セミナーがあり、参加してきました。風水探偵団の斎藤均さん主催のセミナーで、ゲストとして名古屋在住の建築家、大嶋浩さんの講演もありました。参加人数はそれほど多くなかったので、先生方ともかなり近い距離で話しをすることが出来ました。斎藤さんの講演については1か月ほど前、今回と同じ場所で開かれた別のセミナーにも参加した経験があるので、今回が2回目の聴講となります。

風水探偵団

セミナーは二部構成で、斎藤さんが風水全般について、大嶋さんが建築家の立場から家を造る際の注意点、ポイントなどを解説してくれました。

風水マスターと呼ばれる実力者は、香港・台湾・マレーシアなどに多くいるため、斎藤さんもそうした本場の海外の師匠から色々と教えを受けているそうで、最新の事情も含めて、風水の全般的なお話しを実例を交えながら解説してくれました。

一般的に風水というと、家の中の部屋の間取りや、どの方位に何を置いたら運気がアップする(西に黄色いモノを置くと金運UP)といったイメージがあるかと思います。かつての私もその程度の認識しかありませんでした。今回のセミナーでも基本事項として説明があったのですが、香港などの正統風水では、自宅の状況の良し悪しを確認する際には、①自宅周囲の環境(山・川・道路・建物などの位置や形勢)、②自宅の向きや方位・建築された年、の2つの要素が判断材料となります。
①を巒頭(らんとう) 、②を理気(りき)と呼びます。

特に①の巒頭については、風水の勉強を始めるまで、全くその存在を知りませんでした。そもそも、書店で売られている一般的な風水の本では、自宅の中の状況をどう改善するかを解説したものしか目にしたことがなかったので、巒頭という判断材料を認識できるようになったのは、大きな収穫でした。巒頭の様々なパターンを覚えさえすれば、住宅や商店として適さない場所や家・部屋の造りなどが、ある程度簡単に分かります。セミナーでも、色々なケースを解説してくれました。
ちなみに数カ月前、この巒頭を分かりやすくまとめた本が出版されました。一般の書店で購入できます。全ページがフルカラーで、すべての事例に写真や3Dイラストが掲載されていて、ビジュアル的にかなり優れています。一家に一冊は常備しておきたいくらい充実した内容です。

『風水住宅図鑑―風水で住宅をみるための基礎知識』

正統風水では、①の巒頭と、②の理気の組み合わせで、自宅の状態を判断していくわけですが、②については様々な流派や教えが存在していて、初学者の自分としてはまだ知識の及ばない部分もかなりあるのですが、セミナーでの斎藤さんの話しによると現在、世界でもっともスタンダードな流派として支持されているのが、①玄空飛星派風水、②八宅派風水、なのだそうです。

特に①の玄空飛星派が風水のメインストリームで、海外では"フライングスター"の名称で知られています。20年を一単位とする星の巡りにより、家自体や各部屋のもつ運気を判断し、特に玄関・リビング・寝室の3か所を中心に、良くない星が位置している場合には五行(木火土金水)の関係を利用して状況を改善する、というのが概要です。

昨年、福田英嗣さんが執筆した「フライングスター風水術」という本が刊行されました。こちらも一般の書店でも販売されています。私自身、この本をベースに玄空飛星風水の勉強を進めてきたので、今回のセミナーでは参考になる話しも多く聞くことができました。

『フライングスター風水術-人生が劇的に変わる実践香港風水-』

セミナーの第2部、建築家の大嶋さんからは、家を建てる際のポイントや注意点に関する説明がありました。私自身、今のところ家を建てる予定は全くなく、初めはどれだけ参考になるのかな…と思っていたのですが、逆に、全く未知の分野の話しが聞けて、色々な意味で面白かったですね。狭い敷地で家を大きく見せるための仕掛け、部屋の用途に応じた照明の選び方、建築コストを下げる場合のポイント、外壁や屋根の色合いの選択、などなど。予想外に興味深かったのが、本題から離れた雑談として語ってくれた、建築業界の裏事情です。家屋内の火災警報機の設置がどうして義務化されたのか、東日本大震災後の耐震補強工事の公的補助金の支給には何やら隠された意図があった等、建築業界の裏の一面を垣間見ることができました。

セミナーの終了時、斎藤先生からお土産として、八宅風水のハンカチを頂戴しました。今回のセミナー用に特別に製作されたそうです。有難うございました。ちなみに私の本命卦は「坤」です。今後も斎藤先生には色々とお世話になりそうです。


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