突然ですが、今月末に3泊4日の予定で山陰地方に旅行に行ってきます。名所旧跡、神社参拝を中心に巡ってくる予定です。

ちょうどタイミングよく、つい先日、BS・TBSで「古代ロマン歴史の源流・出雲」という番組が放送されていたので、しっかり録画して旅行の予習として観ました。女優の原史奈と島根出身の佐野史郎が案内役で、出雲各地の神社を巡るという内容で、誰もが知ってる出雲大社のほか、ふつうの旅番組では紹介されることのなさそうな場所、黄泉比良坂(よもつひらさか)、猪目洞窟、韓竈(からかま)神社など、動く映像として初めて見る場所も多く、とても興味深かったです。

今年は古事記編纂1300年ということで、日本神話や出雲大社がマスメディアに取り上げられることが多く、関連番組もいろいろとチェックして見てきました。ただ、今まで見てきた番組と違って、今回のこの番組で一番印象深かった…というか衝撃を受けたことがありました。それは、実は神社ではなく、古事記のエピソードを語るナレーションの場面に登場した、ある洋画家の方が描かれた美しい絵の数々でした。非常に静謐な印象の絵もあれば、百花繚乱の超極彩色の絵もあり、ひと目見て心を奪われました。

私にとって古事記の神話を題材とした有名な絵というと、やはり「青木繁」の作品が真っ先に思い浮かびます。昨年、東京のブリヂストン美術館で没後100年の回顧展があり観に行ってきましたが、展示されていた素晴らしい作品群を見るにつけ、他の画家には感じられない青木独自の世界観、洋画家でありながら日本古来からの普遍的な題材に拘り続けた姿勢、というものをヒシヒシと感じました。

青木繁展

今回、テレビの画面上ではあるものの、青木繁の神話画に遭った時と同じような感覚を覚えました。
その絵の作者は、洋画家の小灘一紀(こなだいっき)という方でした。

さっそくネットで検索したところ、日展の評議員を務められる大変著名な画家で、また山陰の境港出身ということもあって、古事記の神話に魅かれて作品を描き続けているそうです。今月末に行く山陰旅行で見学予定の松江市歴史館で、今年7月に小灘さんの展覧会があったようです。もっと早く知りたかった…。

小灘一紀絵画展

何やら、東京都内でも展覧会が開かれるとの情報もあるようなので、もし開催されるようであれば是非、足を運びたいと思っています。

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