先日の午後、NHKで「鶴瓶の家族に乾杯」が再放送されていました。その時、私はパソコンに向かってブログの記事を書いていたので、テレビの方は横目でチラッチラッと眺める程度に見ていました。今回のゲストは佐野史郎さんでした。そういえば佐野さんと言えば、以前のブログでも書いたように、画家の小灘一紀先生を知るきっかけとなった、出雲神話の特集番組に案内役として出演していました。今回の「家族に乾杯」の番組で、佐野さんが選んだ訪問先は、石川県の羽咋市(はくいし)。「羽咋市」といえば、この世の不思議=謎学に興味のある人たちにとっては、誰もがピン!とくる有名な場所です。

この羽咋市、はるか昔から未確認飛行物体UFOが出現・目撃されることで知られる街で、日本で唯一、宇宙関連の展示物とともに世界各地のUFOに関する資料を展示・保管している博物館「コスモアイル羽咋」がある場所です。番組の中でも、実は佐野さんがUFOに興味があり、それが理由の一つで羽咋を訪れた、という事を話していました。

コスモアイル羽咋

ブログの執筆に集中していた間、番組の方はどんどん進行していたようで、ふと何気なくテレビ画面に目を戻すと、鶴瓶さん・佐野さんと共に、見覚えのある中年の男性が映っていました。その顔立ちから、羽咋のUFO町興しの発起人とも言える、高野誠鮮(たかのじょうせん)さんだと分かりました。高野さんは数年前から、高齢過疎化の進む羽咋の農村の復興を目指して、自然栽培による「神子原米(みこはらまい)」というブランド米を確立し、2005年にはローマ法王にこの米を献上して話題になったそうです。ネットで調べてみると先月、テレビ東京の「カンブリア宮殿」でも高野さんが取り上げられていたようです。高野さんが最近、このような“話題の人”になっていたとは、全く知りませんでした。

カンブリア宮殿 高野誠鮮氏

今から20年以上前の話しです。私が大学生だった1980年代末、テレビ朝日で「プレステージ」という深夜番組が放送されていて、その番組でよく、UFOや超常現象をテーマにした放送があり、その時には毎回、食い入るように番組を見ていました。たま出版の韮澤潤一郎さんと、早稲田大学の大槻義彦教授のバトルは、確かこの番組から始まったと記憶しています。UFO肯定派と否定派の論争が繰り広げられる中で、具体的な証拠を提示できず、いつも分が悪い肯定派の中にあって唯一、冷静沈着な語り口で、科学ジャーナリストの見地からUFOの存在を訴え続けた人、それが高野さんでした。先日の番組に映っていた高野さんの姿、現在はお寺の住職ということもあり剃髪していて大分様子が変わっていましたが、20年以上前にテレビに登場していた頃にはしっかり髪型も決まっていて、本当にイケメンな方でした。そんな高野さんを中核として、1995年に羽咋市に造られたのが「コスモアイル羽咋」です。

昨年、妻と北陸旅行(富山・石川県)に行ったのですが、実はその際に「コスモアイル羽咋」を見学してきました。今回の「家族に乾杯」での佐野さんと同じように、私自身にとっても、羽咋市の訪問は十数年にわたる念願でした。1年半以上前の訪問先なのですが、面白い写真が沢山撮れたので今回、紹介したいと思います。

北陸旅行中で唯一、羽咋を訪問した時だけ大雪に見舞われました。駅前には宇宙人(グレイ)の姿が…。

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雪道で足場の悪い中を20分以上歩いて、ようやく念願の「コスモアイル羽咋」に到着。建物の前には、アメリカで実際に使用されたマーキュリー・ロケットがそびえ立っていました。

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館内に入ると、実際にアメリカやロシアが宇宙で使用した(あるいは実物を忠実に再現したレプリカの)月面着陸船や司令船・通信衛星・宇宙服などが、所狭しと展示されていました。

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宇宙開発の歴史を物語る貴重な展示物と並んで、「コスモアイル羽咋」の目玉とも言える、UFOや宇宙人に関する様々な資料が展示されていました。

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宇宙人(グレイタイプ)の解剖の様子を再現した、相当にグロいレプリカ像もありました(妻は怖がって逃げていました)。心臓の弱い人にはお勧めできません。

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展示室の外に出ても、館内は宇宙人だらけでした。かなりコミカルな感じで、ほとんどキャラクター化しています(あの矢追純一さん、名誉館長なのだそうです)。

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何といってもトイレの表示が…このデザインは秀逸です。矢追さん監修のUFO検定も興味深々、いつかは“UFOを伝える側の一員”になってみたいものです。

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…といった感じで昨年、コスモアイル羽咋を訪問した訳ですが、実はこの日は忘れもしない3月11日、あの東日本大震災が起こった日でした。

お昼過ぎにコスモアイル羽咋を見学した後、電車に乗って和倉温泉に移動し、午後からは水族館に遊びに行き、呑気にイルカやラッコたちの姿を観ていたとき、妻の携帯に友人から連絡があり、首都圏でかなり大きな地震があったことを知りました。私たちがいた能登は全く揺れず、地震があったことなど微塵も感じなかったのですが、宿に入ってテレビをつけて初めて、事の重大さに気づいた状況でした。今から考えても、偶然とはいえ、あのタイミングで首都圏を離れて旅行したことが、今でも不思議でなりません。

話しを戻して、高野誠鮮さんの件については、実はまだ続きがあります。「家族に乾杯」を観たその日の夜、寝る前に布団に入りながら、前日に購入した「ムー」1月号を何気なく読み進めていると、雑誌の一番最後に「ブッダを荼毘に付したときの遺物? 真の仏舎利と釈迦の米」という記事が載っていました。

紀元前4~5世紀頃にブッダが亡くなった時、葬儀の際に遺体に蒔かれたと思われる米粒が、1970年代に行なわれたブッダの出身地での発掘調査で見つかり、それを内々に日本に持ち込んで長い間保管してきた人物が、石川県羽咋市の妙法寺の住職にその米粒を託した、というのが主旨です。実はその妙法寺の住職こそが、高野誠鮮さんだったのです。何ともはや…、眠気も吹っ飛んでしまうほどのシンクロ現象でした。

上述した最近の高野さんの「神子原米」の話題に関しては、私自身、まだ知らない事が多くあるので、もっと深く調べてみようと思います。高野さんをめぐるキーワードは「」です。
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